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音楽と一体となったアニメ作画セミナーに参加するには

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音楽と一体となったアニメ作画セミナーに参加するには

作画セミナーについて


世界を席巻する和製アニメーションの技術力は決して世界レベルにひけをとっていないということは、誰もが認めることでしょう。単に子どものための娯楽というのではなく、1つのエンターテイメントとして立派に立ち位置を確立しています。昨今の流れとしては音楽と一体化したCGアニメーションが注目を集めています。異世界を幻想的に描いたSFのような作画に、躍動感に満ちたシンセサイザーの楽曲はヒット曲の定番ともなっています。
本当にペン一本で描いた作画も見応えがありますが、役者を配して幻想風景を演出した動画もプロモーション動画として定着しつつあります。次世代へ向けての斬新な手法に感動し、自分もこのような作画をしてみたいと憧れた若者も多かったことでしょう。他にもれることなく深刻な後継者不足に悩む業界にとって、若手新人を発掘することは急務です。日本ならではのアニメーション文化を確立して不動のものにしようという業界の意向を受けて、国内でも関係機関主催によるセミナーが開かれるようになりました。
一昼夜でプロのアニメーターになれるわけではありませんが、体験会のようなセミナーを受講していく中で、少しでもきらりと光る才能を見つけたいという業界側の意気込みを感じられるのと同時に、アニメーターの卵たちに多くのスタッフと共に1つの作品を作っていく醍醐味を堪能してほしい、そこから何かを感じてほしいという思いも伝わってくるものが多いです。
セミナーには日本を代表する人気アニメーターを講師陣に招いているものが多いですから、将来アニメーターを目指している人にはとても良い刺激にもなるのではないでしょうか。

エンターテイメントとしての作画


テレビでは味わえない迫力に満ちた劇場版アニメも初めは一枚の作画から始まります。音楽も絡まって大きな感動の渦へ観客を巻き込んでいくアニメは、まさに一大エンターテイメントです。しばらくロボットものや戦闘ものあるいは未来を描いたものが圧倒的人気を呼んでいましたが、地味な戦前の生活に主題をおきながらも静かに戦争の悲惨さをうったえかけたアニメーションが話題となり、世界有数の名誉ある賞をも獲得したことで日本国内外から賞賛を浴びたことがありました。
日本としては大変うれしいことであり名誉なことですが、そうした和製アニメーションの技術力も改めて世界にアピールできたのではないでしょうか。仮にキャラクターがかわいらしくて上手に描けていたとしても、劇場へたくさんの人を呼べなければアニメとしての価値は与えられないのです。誰もが引きこまれるような魅力的な物語であり、1つ1つのキャラクターたちがアニメの中で明確な役割を持ち、お互いに関連づけられながらきちんと演技をしていなければなりません。
ありきたりの着想ではすぐ観客に飽きられてしまいます。世界に通用するエンターテイメントとしてのアニメが、どのように作られていくのかをセミナーを通して学ぶことができたら、将来アニメーターを目指すかどうかは脇において、きっと楽しく面白いものになるでしょう。
多くのアニメーターの卵たちあるいは漫画を描き続けている人の多くが、収入が乏しい中で部屋にこもって描き続けているというイメージがありますが、実際はどうなのかを体験できるという意味ではオススメです。

オススメのセミナーは


アニメーターの魅力を伝える講演は全国各地で開催されています。特に世界有数の映画賞をいくつも日本アニメが獲得するなど、当たり年とも言える年代となれば、どの講義でも未来のアニメーターを夢見て集まってくる卵たちの熱気であふれていることでしょう。何をどのように学びたいのか個人個人でも微妙な違いはあるでしょうが、まずはより実践的なことを現実的な方法で学べるセミナーを選んでみるのも1つの考え方です。
単に椅子に座って著名な専門家からの講義を聴くこともそれなりに参加するだけの価値はあるでしょう。実際に一枚の絵から動画に仕上がっていく工程を自らも作画に参加しながら現場体験をしていくというのも、なかなか面白いことです。多くの漫画家を目指す若者たちが先の見えない暗い部屋の中で、黙々と好きな漫画を描いているという人も少なくありませんが、多くのスタッフと共に一枚の絵を動画にしていく醍醐味を体験できるというのは、何度もないことかもしれませんから、ぜひより実践的な学びができるセミナーを目指してみましょう。
アニメーターのための作画セミナーだから専門業者が主催とは限りません。アニメのヒットの影には完成度の高い音楽が貢献しているケースも増えています。印象深い音楽と魅力的なアニメの登場人物らが、一体化して1つのエンターテイメントとしてアニメが仕上がっている例が、いくつもあるのです。多くの人の手を借りて作り上げていく共同作業になるわけなので、制約もありますが楽しいこともあります。

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