OP曲は映像より先につくるアニメの顔!~Tom-H@ckインタビュー~第2回/全3回

2017年9月20日

  • 音楽制作 : 音楽制作

開催直前インタビュー第2回!
『「音楽×映像(CG・アニメーション)」ヒットの法則~理論編@ゼロ/「STYX HELIX」(『Re:ゼロから始める異世界生活』ED曲)大解剖!』セミナーの開催にあわせて、全3回でお届けしています! 第2回は、アニソン制作の醍醐味や、セミナーでお話いただく内容についてなどを聞きました。第3回は9月21日公開予定!

-「アニソン、OPED」という表現方法について、その「強み」や「魅力」を教えてください。また、音楽クリエイター、プロデューサーとしての喜びや、やりがいとは何ですか?

 

アニメにとって、OPやEDは、そのアニメの顔であり花形だと思います。その作品がおもしろい、おもしろくないかが決まってくるぐらいのエネルギーがあるものだと思います。そして、それが日本のアニメ制作の特徴であり、強みのひとつだとも思いますが、(音楽クリエイターから見れば)OPやEDは曲から先に出来あがります。映像に音楽を付けるものではなく、曲があってそこに映像がついてくるわけです。だから、音楽に映像が加わって、自分が思い描いたものより何倍にもなって、自分が想像し得なかった大きなエンタメになって実際の映像が世に出てくることが多くて、その感動の幅をより大きく感じることができます。これは制作者としての醍醐味だと思います。

 

また、それきりで終わりではなく、作品とともにOPやEDのひとつひとつが数珠つなぎになって、アニメの歴史を今つくっているという実感が持てることもこれもまた大きな幸せだと思います。

 

日々全部が喜びとやりがいですが、とくに今の自分の立ち位置で振り返ってみれば、自分が思いついたこと、自分が決定したことが、アニソン世界の第一線で歴史をつくっている、道を切り開いているという実感が持てることは、同時に怖さもありますが本当に大きなやりがいや喜びを感じます。

-今回のセミナーではどんなことを教えていただけるのでしょうか?

 

精神論よりも実際論をお話したいと思っています。

ひとつは、実際にプロデューサーは、売れる曲、売れない曲をどういうところで嗅ぎ分けているのかということを、できる限り具体的な言葉でみなさんに説明したいと思っています。

もうひとつには、売れるかどうかと、音楽的に優れているかそうでないかは、真反対だったりします。商業音楽の世界にあっては、売れるけど、音楽的には幼稚だと思えるものも見受けられるなかで、自分が目指しているのは「売れて、かつ音楽的なクォリティも高い」ということ。そこについて、掘り下げてみなさんに伝えたいと思っています。

 

やりたいことと売れる音楽が、商業音楽の土台にのったときに、どう変化していくのか。それは、みなさんの音楽制作へのモチベーションや、音楽業界や日本の音楽芸術の未来をつくっていくことに繋がることだと思います。今回は、その辺りの僕なりの考え方をできる限り具現化した形にして伝えたいと思っています。

 

(開催直前インタビュー第2回おわり  / 第3回<9月21日公開予定>に続く)

 

☆9月23日(土)開催! スペシャルゲスト決定☆

ClariS、LiSAに楽曲提供するアニソンヒットメーカー 渡辺翔、Tom-H@ck音楽制作セミナースペシャルゲストに決定!

ClariS、LiSAに楽曲提供するアニソンヒットメーカー 渡辺翔、Tom-H@ck音楽制作セミナースペシャルゲストに決定!

 

 

【開催情報】

9⽉23⽇) 15:00~16:30 (会場:SME乃木坂ビル)

『「音楽×映像(CG・アニメーション)」ヒットの法則~理論編@ゼロ/「STYX HELIX」(『Re:ゼロから始める異世界生活』ED曲)大解剖!

MAKING OF “STYX HELIX” 

~ゼロから始めるTom-H@ck流 音楽制作 / 世界に望まれる日本の音楽はこれだ!~

「STYX HELIX」(『Re:ゼロから始める異世界生活』ED曲)大解剖!  「音楽×映像(CG・アニメーション)」ヒットの法則 ~理論編@ゼロ~


講師詳細

Tom-H@ck

音楽プロデューサー

2008年のデビュー作、社会現象にもなった大ヒットTVアニメ「けいおん!!」の楽曲を手がけ、その後、自身のアーティスト活動「OxT」「MYTH & ROID」の2つのユニットでアーティストデビュー。
以降、T.M.Revolution、でんぱ組.Inc、ももいろクローバーZ、清竜人25、SuG、ロッカジャポニカ、LiSA、マジカル・パンチライン、UROBOROSなどのアーティスト、アイドルのプロデュースや楽曲提供、映画、アニメなどの劇伴音楽なども担当。
これまで数々のヒットコンテンツをプロデュースしている。

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