プレセミナー・インタビュー(後編) 伊藤智彦監督 『SAO』メイキングセミナー

2017年5月16日

  • 演出・絵コンテ

メイキングセミナー開催を前にしての伊藤監督プレセミナーインタビュー後編。セミナーがどんな内容になるのか、どんな課題が出る予定なのか。受講者へのメッセージなどを聞きました。 (前編からのつづき)

 

-今回のセミナーではどんなことを教えていただけるのでしょうか?

 

伊藤監督: 『監督の業務とは何ぞや』という大きなものと、『演出』という監督業のなかに含まれる個別の仕事について、自分がどうやっているかを話したいと思います。具体的には『アニメにおける演出とは何か』とか、『絵コンテを描いているとき何を考えているか』などですね。『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』の特徴的なシーンを教材に、私たちがどのように作品を作り込んでいったのかを解説させてもらいます(ですので、ちょっと本編のネタバレがあります)。

 

 

 

今回のセミナーは聞くだけのものになるのでしょうか? それとも考えたり、手を動かしたりするものになるのでしょうか?

 

伊藤監督: 講義中に手を動かしていただくことはないと思うのですが、1日目の終わりにある課題を出す予定です。そして、翌週、2日目の冒頭に提出してもらい、その講評を行います。講義は合計3時間ですが、その間の1週間、課題に取り組んでいる時間も含めてのセミナーだと思ってください。

 

-今回のセミナーに来て欲しいのはどんな人ですか?

 

伊藤監督:今回のセミナーはファンイベントとは性格の異なるものです。プロになるために必要なこと、参考になることをきちんとお話するつもりですので、なるべく業界志望者に来ていただきたいですね。

 

-自分の作品を見てもらいたいのですが、持って行ってもかまいませんか?

 

伊藤監督:はい。適切なことを言えるかはわかりませんが、ぜひ拝見させてください。楽しみにしています。

 

-最後に、今回のセミナーに向けた意気込み、参加者(あるいは参加を検討している人)へのメッセージをお願いします。

 

伊藤監督:自分も学生時代にアニメ業界の人がお話してくれるというイベントに足を運んだことがあります。その時に感じた「こういうことやってほしかったな」とか、「こういうこと聞きたかったのに……」的なものをなるべく取り入れていきたいと思っています。最後に質疑応答の時間も設けますので、気になることはどんどん聞いてください。

皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

 


講師詳細

伊藤智彦

監督

愛知県出身。アニメーション演出家、監督。
『DEATH NOTE』で監督助手、『時をかける少女』『サマーウォーズ』で助監督を務め、細田守監督に師事。
その後数多くのアニメ作品で、演出、絵コンテに携わり、『世紀末オカルト学院』で監督デビュー。代表的監督作品は、テレビアニメ『ソードアート・オンライン』シリーズ、『劇場版ソードアート・オンライン-オーディナル・スケールー』『僕だけがいない街』『銀の匙 Silver Spoon(1期のみ)』など。

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