『エロマンガ先生』アニメメイキングセミナー◆竹下良平監督セミナー開催プレインタビュー(後編)

2017年11月2日

  • 監督
  • 演出・絵コンテ

『エロマンガ先生』アニメメイキングセミナーの開催に合わせて、竹下良平監督の開催プレインタビューを、前編・後編の2回に分けてお届けしています! 後編では、セミナーで伝えること、どんな人に来てほしいかなどについて聞きました。セミナー開催は11月19日!

『エロマンガ先生』アニメメイキングセミナー◆竹下良平監督 セミナー開催プレインタビュー(後編)

「自分なんか……」と思っている人に来てほしい

 

――アニメ監督・演出家、としての喜び、やりがいとは何ですか?

 

竹下監督:やっぱり観てくれた人から「面白かった」と言っていただけるのが何より励みになります。また、気付かれないだろうなあと思いながら盛りこんだ仕掛けに気がついてもらえたときにも喜びを感じますね。

 

その上で、これは内輪の話になってしまうのですが、参加してくれたスタッフが作品に誇りや愛着を持ってくれているのを感じるととてもうれしいし、その作品で得た評価によって、次の仕事の待遇が良くなったなんてことがあれば最高です。監督冥利に尽きますね。

 

 

そうそう、最近ですと、大学時代の友人がわざわざ『エロマンガ先生』のDVDを買ってくれて、それにサインを求められたときもうれしかったです。たまに同世代の友人たちと会うと、自分だけ変わっていないような、まるで取り残された気持ちになるのですが、こんなふうに作品を通じて評価されると少し救われます。

 

――業界に入る前にやっておいた方が良いこと、心がけていた方が良いことはありますか?

 

竹下監督:役に立たない経験なんてないと思いますが、僕の場合、大学生時代にデッサン教室に通っていたのは役に立ちましたね。……残念ながら、高校時代に得意だった数学は今のところあまり役に立っていませんが(笑)。

 

そして、月並みですがやはり友達は大事ですね。違う視点を持った友人や、自分にコンプレックスを与えてくれる人との交流の記憶は、この業界に入った後も役に立っています。とても価値ある時間だったと思います。

 

――今回のセミナーではどんなことを教えてもらえるのでしょうか?

 

竹下監督:監督としてどんな風にスタッフと協力して一つの作品を作りあげていくか。また、アニメが人気を得るためにどういう仕掛けを考えて、実践していったかを自分なりの方法論でですが、時間いっぱい語りたいと思います。

 

――どんな人に参加して欲しいとお考えですか?

 

竹下監督:悩んでいる人に来てほしいですね。アニメに興味があって、それを仕事にしたいと考えているのだけど、「自分なんか……」と自信を持てずにいる人に来てほしいですね。

 

――最後に受講しようか悩んでいる方にメッセージをお願いします。

 

竹下監督:去年から今年にかけて、『エロマンガ先生』という作品をきっかけに、多くの人に話を聞いて頂く機会がありました。ただ、短い時間の中で自分が「エロマンガ先生」の中で思っていたことの全てを伝えることは中々難しく不完全燃焼気味でした。そこで、このセミナーでは、よく準備をして、少しでも多くのことを伝えられればと考えています。こうしたステージに上るのはこれが最後かもという気持ちでがんばります。

(インタビュー 後編 終わり)

 

 

 

竹下良平監督『エロマンガ先生』アニメメイキングセミナー開催◆プレインタビュー(前編)


講師詳細

竹下良平

監督

一橋大学卒業後、株式会社ジーベックにアニメーターとして入社。動画・原画・演出とキャリアを積み、その後フリーランスに。『月刊少女野崎くん』でチーフ演出、『NEW GAME!』で副監督を経て、『エロマンガ先生』で初監督を務める。

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